異世界で娯楽を広める!
煽り虫
第1話 異世界転生?
ここは何処だ⋯。俺は確か仕事を珍しく定時に終えて家のベットで寝ていたはず。なのにここは真っ白な空間。頭の中にはクエスチョンマークがいくつも浮かぶ。
「ここは一体⋯」
「あの⋯」
「どわぅ!」
「ひぇ!」
声に出してみたらいきなり返答があったから驚いてしまった。後ろを振り返ると、フランシスコ・ザビエルみたいな人がいた。
「貴方は誰ですか?!そしてここは一体?!」
「あの本当に分かりませんか?」
「何がです?」
「いや、私の正体とか」
何処からどう見てもフランシスコ・ザビエルにしか見えない。何だろうか?俺にキリスト教でも教えに来たのだろうか?だが俺は八百万の神々を信仰してるしそのうちの1柱だろうか?
「あ、この格好は貴方が想像している神が数多くいたので宣教師として有名方を真似ました。本当にお分かりにならない?」
「えぇ」
「私、まぁ地球外の神でして。この度あなたにお願いがあってきました」
話を聞くにこのザビエルさんは、自分の世界【ノースシーロード】の世界に自分を招いて娯楽を広めて欲しいという。しきりに自分の正体を分からないかと聞いて来た理由は、今の地球日本は異世界転移・転生ものが流行しているのですんなりと事が進むと思ったそうだ。だってザビエルだもん。これが如何にも神!だったりトラック転生だったら分かるが自宅で寝てただけだもん。わかるかいな。
「で、お返事聞かせてもらえませんか?」
「まず、ザビエルさんの世界を詳しく教えてください」
「あっはい」
ザビエルさんの世界はよく聞く『剣と魔法の世界』のなんちゃってナーロッパ世界。貴族あり王様あり魔物あり亜人ありのテンプレート異世界だった。そんな世界なら俺行かなくてもよくね?と思ったのだが、ザビエルさんの世界はともかく娯楽が少ない。あるとしたら、子供の追いかけっこや吟遊詩人の歌、喧嘩と戦争、性行為という物だけ。ギャンブルすらない。それはそれでいいのでは?と思うが、娯楽がないと人の幸福度というのが得られず神様界では馬鹿にされるそうで。そこで娯楽に溢れている日本から知識を輸入しようと考えたら、地球の神から俺を推薦されたらしい。なんでやねん。
「あの、これ俺が断ったらどうなるんですか」
「そうしたら私の世界が幸福度を得られずに衰退し、なくなります」
「俺1人でやるんですか?」
「私の世界には『商人ギルド』と言うものがあります。そこで特許を取得してくだされば、世界中に広まるようになってますので大丈夫です」
「なにか俺にチート能力とかは授けて下さるのですか?」
「【クラフト】というスキルですがそれを授ける予定です。これはドワーフによく授かるスキルで自分の作りたいものがなんでもレシピで思い描けるものでして⋯」
「ふーん、と言う事は俺は転移後ドワーフになるんですね」
「あ、そうです。ドワーフの寿命が300歳になりますので成人後の肉体に憑依する形になります。他に何かあれば可能な限り付与させていただきます」
「じゃあ、頭の中でインターネットのようなものに繋げる機能てありますか?」
「ちょっと待ってくださいね⋯【アカシックレコード】というのを付与させていただきます」
こうして俺はザビエルさんと話しチートを決め異世界【ノースシーロード】に転移するのであった。
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