第29話 紙岸潤香 1
「ただいま」
いつもより少し声を強めに出したが、返答はない。
(寝てるのか?)
靴を脱ごうとしたとき、玄関に
慌てて部屋を出る。だがどこに行ったのかもわからない。
「ローギ!」
明瞭で快活な声はまさしく
近くまで行っても
「どうしてこんなところに居るんだ?」
「えっとー、ウルカが逆葬儀屋だったの! 良かった!」
その言葉に
「な……、に?」
言葉が言葉にならない。つまり
中には
その遥か上空でなおも上昇しながら、
「
それは
「呼んだか?」
驚いて息を呑む
——”
黄泉津ノ
風呂敷を頭上に広げて、
「もっとだ」
言われた
ついに月が、二人が入った風呂敷に到達した。
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