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順番への応援コメント
人は、社会から阻害されていつかは老いてゆくものです。土に還る無機質な死を向かえるまで。でも、誰かに看取られるなら幸せじゃないですか。それが家族で無くても。「認知症」でも、彼等は全てを忘れた訳ではありません。
作品を読み進むにつれ両親が老いてゆくのを思い出していました。許されないこととは知りながら病院で人知れず母親と二人で吸ったタバコが良い思い出です。
重いテーマですけど、ありがとうございました。
作者からの返信
神崎 小太郎さん
コメントありがとうございます。
看取る「誰か」であることが看取られる人にとって幸せである、胸にズンと来ました。菊池が聞いても同じように感じるはずです。
タバコの話、私も喫煙者だからかも知れませんが、いつか病院や施設に入ったときに、きっと吸えなくて、もし子供が吸わせてくれたらどんなに嬉しいだろうと思いました。
読んで頂きありがとうございます。
真花
編集済
順番への応援コメント
本来であれば重く受け止めなければいけない作品なのかもしれませんが、読後に不思議と心が軽くなりました。
自分も近い将来、作中の誰かの立場になっているかもしれません。この作品を読んだ人の中には、既に似た経験をしている方もいるかもしれません。
そういった立場にある読者の心の靄をすっと晴らすことができる、稀有な作品だと思いました。
それを成せる卓越した文章力にも脱帽です。
KACの中でも難易度が高いと思われる「筋肉」をテーマにして、ここまでの作品が書ける技量には驚嘆の一言です。他の方がレビューに書かれていた「一線を画す」という言葉に嘘偽りはありませんでした。
作者様の中にある一貫した「人間」へのテーマのようなものも感じられる、本当に素晴らしい作品でした。
この度は「人間」企画へのご参加ありがとうございました!
作者からの返信
東雲そわさん
こちらこそ企画への参加ありがとうございます。
「心が軽く」なったと言う読後感、おお、と思いました。そう言う何かを感じて頂けたことが嬉しいです。
たくさん褒めて頂いて、ニヤニヤしてしまいます。
さらに良いものが書けるようにがんばろうと思いました。
読んで頂きありがとうございました。
真花