閉じる
表示設定
目次
choice
日々は選択でできている
朝食にパンを食べるか 食べないか
外に出かけるか 出かけないか
今椅子に座るか 座らないか
家族と話すか 話さないか
どんなに些細なことでも
選ばなかった側の世界は存在する
もしそれが少ししか違わなくても
それは少しも違う 別の世界
その選択が大きければ大きいほど
世界の差は大きくて
決して 戻れない
そんな人生に数回しかない選択を
間違えるなんて
そんなこと
でも
僕は間違えた
自分の意見をしっかり持って
ちゃんと考えたのに
未来に希望を持っていたのに
明らかに悪化した
絶望を与えてくれた
もう どうしていいかわからない
この先もう一度選択し直したって
時間は戻らない
僕の選択もまた間違っているかもしれない
間違えてもいいだなんて
到底思えない
人生に一度しかない選択を
人生に一度しかない瞬間を
今さらあなた次第だなんて言われても
どうすればいいかわからない
楽しく生きたかっただけ
ただそれだけ
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます