夜の街に雨の音。(詩集)
雨夜 凪
僕と俺と世界
朝目が覚めて 隣を見ると
もうそこに君の姿はなかった
ああそうだ、そうだった。
イレギュラーな僕たちが生き残れるわけないんだ
でもね 君に恋したことに後悔はない
君を愛したことに後悔はない
僕と過ごした日々なんて 君はすぐに忘れてしまうのだろう
でも僕は 君と過ごした日々を忘れたくはない
朝目が覚めて 隣を見ると
居るはずの君が居なかった
ああそうだ、そうだった。
君を悲しませる奴からは俺が守るって決めたのに
でもね 君は俺よりずっと強かった
君に守られて悪くはなかった
俺と過ごした日々なんて きっと君は忘れちゃうだろうけど
でも俺は 君と過ごした日々が楽しかった
でもね 君と過ごした日々は幸せだった
君に出会えて本当に良かった
君と過ごした日々は忘れるって決めたのに
気づいたら君の事を考えてる
もし僕たちの関係が許される世界ならば
俺らは今も 未来も ずっと一緒
「だったはずなのに」
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