浅井 勇気

 パッとしない男であったが、その実、氷川からクリスタルトロフィーを奪い取った幻の男である。


 その話を知る者は絶無であり、斎賀高校の選手にクリスタルトロフィーを翳してガムテープで隠された優勝者の名を呈示する。


 そこに刻まれた名は確かに『氷川 翔』であり、斎賀高校は驚愕する。


 浅井は上杉こそ最大の敵になると予言するが、実は『桜井』が最大の敵であり、圧倒されるも様々な解放する。


 桜井がコートを変形させるため、追い詰められた浅井は桜井を強敵と認める。


 圧倒的な浅井に本気で挑むも上杉の手を借りることにより、浅井が初めて本気を見せる。


 その速さは『神速のレジェンズ』と呼ばれた氷川を上回り、知る人ぞ知る伝説と幻の差を思い知らされる。


 作中では、最後の宿敵を務めることになるが、クリスタル大会は終わらない。


 こんなすごい選手が居てなぜ、恐悦高校が負けるのか、斎賀高校にも疑われる。


 浅井の能力は『零』であり、敵に自分の存在を悟られず、また、認識もされない。


 無論、彼の能力はこの程度ではない。


 あの氷川を倒す男である以上、奥の手があるはず、それが完全睡眠により、脳処理100%、『二回行動』こそが真の力といえよう。


 そして、伝説の戦いで二回行動に近い能力をかつての上杉が持っており、浅井と上杉を比較する桜井、その圧倒的な力の前に皆が氷川に勝ったことを認め始める。


 だが、あの時から幻の戦いは伝説を既に超えていた。


 上杉と桜井はそれを目の当たりにする。


 浅井は未だに本気を出していなかった。


 彼は、雷をその身で受けたことにより、異常覚醒し人体は通常の三倍の速さで動く。


 人を超えた超神速、そう、これが氷川に勝てた理由である。





<ステータス>

パワー:S

スピード:S

テクニック:SSS+

ディフェンス:S

パス:S

リバウンド:S

シュート:S

ドリブル:S

知略:B

ポジション:パワーフォワード



<完全睡眠>

パワー:SS

スピード:SS

テクニック:二回行動

ディフェンス:SS

パス:SS

リバウンド:SS

シュート:SS

ドリブル:SS

知略:B



<超人覚醒>

パワー:SSS+

スピード:測定不明

テクニック:二回行動

ディフェンス:SSS+

パス:SSS+

リバウンド:SSS+

シュート:SSS+

ドリブル:SSS+

知略:B

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