怪奇探偵4

浅貴るお

第1話

 怪奇を取り扱う探偵、怨神勇人の元に、「私、知らない女性につけらているんです」と言う依頼が舞い込んで来た。

 依頼者は折笠愛子と言う女性だ。

 勇人は、怪奇を取り扱う探偵だが、あくまで怪奇をメインにしているだけであって、こう言う一般の依頼も請けるようにしていた。こう言う依頼も貴重な収入になるからだ。

 愛子の話によると、つけられはじめたのは、1ヶ月ほど前から。

 毎日のように最寄り駅からつけて、家に到着すると姿を消すと言う。

「では、本日から始めさせて頂きます。よろしいでしょうか?」

「はい。お願いします」

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る