基本情報

オニ関連

「ニホン」と呼ばれていた国から発生した不可視の化け物で、目的は不明なものの人類を襲う。かつて人類が築いていた文明を滅ぼした、人類にとって最大の脅威。

　自然発生する歪みを通じて現れる。オニは高い戦闘力を誇るが、それ以上にほとんどの人類が肉眼で視認出来なかったことが、旧文明にとって致命的な驚異であったとされている。

　そのため現在は見えぬ者の為に検知･解析機能を搭載したゴーグルや眼鏡などが開発され、誰でもオニに対抗できるようになった。

　大まかに小型、中型、大型に分類されるが、それらとは別に特別危険な種族には名前が付けられ、ネームドと呼ばれている。

　基本的に、小型は知能が低く比較的倒しやすいが、出現率が高く群れを成して現れるため、脅威度は決して低くない。

　中型は小型を伴って現れる事が多く、討伐にも戦略が要される為、最低でも小隊以上での討伐が推奨されている。

　大型は滅多に現れる事が無い上に、未確認の個体も多く、脅威度は未知数。そのため討伐する際には総帥直属部隊の出撃のみが許可されており、その脅威度から総帥直属部隊以外の隊は本部の許可無く交戦する事が軍律により禁じられている。

　また、長い時間を生きたとされるオニは身体の一部が機械化する事が確認されている。機械化した部位は呪力のみでの攻撃に耐性があり破壊力も高く、機械化の進行が進むだけで脅威度が跳ね上がる。討伐に失敗し逃がしてしまった個体が機械化の深度を上げて再出現したという事例もある。

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