人の感情や日常、または非日常の事を深く考える

世の中が成り立つ思考・病んでる人は人一倍優しい

　病みそうになったこと。

　そんなの数え切れないほどある。

　些細な事でも心が繊細な人はすぐに落ち込む。

　ポジティブな人はすぐに立ち直ることができるだろう。

　けれど1度ネガティブ思考になって、悪循環に陥ると、簡単には抜け出すことが出来ない。

　ポジティブ思考が必ずしもいい事とは限らない。

　ポジティブ思考は都合が悪い所に向き合わずに目を背け、前を向く。

　過去なんて関係ない。今からの行動が大事。

　そんな綺麗事を言う。

　もちろん、間違っているとは言わないけれど。

　過去があったからこそ、今の自分が存在する。

　それを忘れたらいけない。

　忘れてしまったら、過去の過ちを繰り返すだけ。

　ネガティブ思考は時に、色々な悪い所。欠陥部分を見つけることが出来る。

　ポジティブ思考とネガティブ思考。どっちの考えも正しい。

　それと同時に自分の考えを押し付けたらダメだ。

　世の中はポジティブ思考とネガティブ思考それと、ニュートラル思考の人達がいるからこそ成り立っていると僕は思う。

　病んだからなんだ。病んでなにか悪いか。病んでから気付くことだってある。自分を見つめ直すことができる。

　苦しい、辛い思いを知ることが出来る。

　病んでる人は、怖いと。めんどくさいと言う人はいるだろう。

　けど、病んでる人は普通の人より辛さや苦しさが分かる。

　身をもって実感しているから。

　だから、病んでる人は人一倍優しくなれるのではないだろうか。

　優しすぎるのはまた、自分の首を絞める事にはなるけれど……。