ここに想う


幼かった 愚かだった

マイナスな部分を深く悔いる

今日に目を伏せないで 逸らさないで見る


軽率で犯した罪

あの日に涙を落とす資格もない

罰を抱き締めて 生きる価値を探す


抗って こじつけて

考えるのをやめないで

そうして得た今日を

笑って赦されないように


見上げて落とさないように

モノクロの空に放つ誓い


温もりを失くして

優しさを欠いて

顔を覆った


隙間から零れたそれを

見なかったことにしてくれないか

それが凍てつくまで どうか


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る