　あなたは避難スイッチという言葉をご存知だろうか？

　これは「この状況に該当したらこの人は避難を始める」とあらかじめ決めておくことである。

　避難スイッチの条件を満たす、つまり避難スイッチが入ったら即座に決められた避難場所に移動を始めなければならない。

　朝の不自由な方や介助を必要とする方、幼児などは特に避難スイッチが早くなければならない。

　「紫色」ではもう遅いと考えた方が良い。

　「黒」になったら健常者でも何人か亡くなる可能性があるのだから。

　さて、ハザードマップや大量の資料を頭に詰め込んだ戦士（５歳児）は正しい判断ができるだろうか。

　現実の災害現場は瓦礫や割れたガラス、人の洪水、交通マヒ、普段想像もできない困難と泣き叫ぶ声や呻き声、NPCとはいえ犠牲者や重症者まて現れる。

　泣き叫ぶ大人を横目に正常な判断を維持することができるのか？

　次回、ゲームスタート。

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