【純恋】Episode2 新千歳空港
お父さんの仕事の関係で6年前に北海道に引っ越して、その翌年にお母さんが亡くなって、私はお父さんと二人で生活してた。
今回も、お父さんの転勤で元の街に戻る。
新千歳空港に着いたらお父さんは電話をしにどこかに行っちゃった。
私はどうしようかな。
あ、お土産買おうかな。
徹くん何が好きかな。
私は、空港のお土産コーナーでいろいろ見てなんかこれってのがないから買うのをやめちゃった。
「中部国際空港行き9:30発ANA○○〇 4番搭乗ゲートにて9:00ちょうどに受付並びに手荷物受付を終了いたします。
お手続きがお済でないお客様はお早目のお手続きをお願いします」
そんな、アナウンスが流れた。
私は、手に持っている私の分の座席チケットを確認する。
そして、時計も確認した。
もう、時間はないから手続きに行かないと。
幸い荷物は預け終わっているので座席に座るだけだし。
そう思い私は、搭乗を済ませることにした。
お父さんは、一体どこに行ったのだろう。
その後、座席に座って待っていたけど私の隣の席はお父さんではない老齢の女性が座っていた。
近い席は取れなかったのかな?
私は、お父さんと離れ離れになってしまった不安はあったけどきっとお父さんは乗っていると信じて中部国際空港へと向かった。
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