第33話 フリージアに来てやった事

フリージアに来て、1週間程たった。


1日目に、エルナとフリージアに来てティルフィーさんの誤解を解いた。


2日目に、エルナにフリージアを案内して貰った。

フリージアにあった物は、家が数十軒と食料庫や畑の他に武器庫があった、ちなみに一番驚いたのは、世界樹があった事だ。


エルフの森に世界樹、なんとテンプレな、一応拝んでおいた。


3日目、エルナと別行動をして、俺はティルフィーさんと戦闘訓練をした。


朝、小屋で目が覚めて俺は【異世界ショッピング】に入り、パンを買ってトースターで焼いて食べていた、するとそこにティルフィーさんがやって来た。


「それはなんだ?」


「俺のスキルです」


「1枚欲しい」


俺は、トーストをティルフィーさんにあげて、トーストに付けるものを渡しておいた。

すると、ティルフィーさんは、イチゴジャムを塗って食べて、一言


「美味しい」


「それは良かったです」


俺は、後2枚程あげてから片付けた。

ティルフィーさんは、その2枚も食べ終わり、お礼だといい戦闘訓練をしてくれた。


その時に、ティルフィーさんの『ステータス』を鑑定したら


────────────────────

[名前] ティルフィー・ルゥ・フリージア

[称号] ***

[年齢] ***

[レベル] ***

[HP] ***

[MP] ***

[筋力] ***

[俊敏] ***

[魔力] ***

[器用] ***

[耐久] ***


[スキル] 【探索スキル 5/5】【鑑定魔法 3/3】*****

────────────────────


レベルが500以上離れていたせいで、見れなかった。


まじかよこれでも俺、成長した方よ?


「ティルフィーさん俺の戦い方、魔法や剣なんですけど、どうすればいいですか?」


「そうだな、今日は剣で掛かって来い」


「分かりました、怪我しても知りませんよ?」


俺はそう言って、早速ティルフィーさんを斬る。


が、すぐに躱されるが負けじと斬り掛かる、左から、上から、下からとどんどん斬る、だが当たらない。


俺は少し下がり、〈白雪〉を腰に収め低くする。


「白雪抜刀〔刹滅斬〕」


を放つと、ティルフィーさんは空間の揺れだけで、不可視の斬撃を躱し、無詠唱で【風属性魔法】を発動し嵐を呼んだ。

後から聞いた話では、あれは【風属性魔法 6/10】のテンペストだと聞いた。


発動された嵐により俺は飛ばされる、嵐の中には、石やウィンドカッターが設置してあり、飛ばされた瞬間に【結界魔法】を発動していなかったら死んでいた。

ちなみに、着地をミスり派手に落ちたが、【治癒魔法】を使ったおかげで助かった。


そこで分かった事だが、落下に結界は発動しない。


「ティルフィーさん、強いですね」


「レイトの斬撃も、当たるかと思いビクビクしたわ」


そんな事を、4日目、5日目もした後、6日目にエルナにデートを誘われて遊んだ。

その時の、ティルフィーさんの笑顔が怖かった。


そして7日目の今日、午前中にティルフィーさんと戦闘訓練をしたが、いつも以上にボコボコされた。


そのおかげでレベルは3上がり、【身体強化魔法】が6/10になった。


そして、午後に家でエルナとティルフィーさんと俺で飯を食ってたら、いきなり地震が起き、外から悲鳴が聞こえた。


俺たちはすぐさま、外に飛び出し【探索スキル】を使い、その場所まで向かった。

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