閉じる
表示設定
目次
７、野獣
「もうすぐ着くから」あなたが言う
この道がアスファルトをなくし轍が消え
何処かもわからない場所に迷うほど
あなたといたいな
それもきっと言えないもう少し大人になるまで
「もうすぐ会えるね」あなたが言う
この針がもっと早く進みあたしを連れ
あなたの心の中に入り込んでゆく
それってダメかな
それはずっと言わないそういつかあなたが言うまで
誰だって心の中に野獣が住んでる
男の子だけじゃないのあたしたち女の子だって
すきな人にはすかれたいしハグもキスもしてほしい
…でも秘密
「一緒にいて良い？」あなたが聞く
なんでなの？決まってるじゃないの なんて言えず
理由もわからない涙出てしまう
困っているかな
それはとても言えないもうとうに泣くほどすきだと
誰だってすきって気持ち大事に持ってる
女の子だけじゃないのあなたたち男の子だって
すきな人にはすかれたいしハグもキスもしたいでしょ？
…じゃあ言って
恋に臆病になるのはどうやら男の子も女の子もおんなじみたい
やっぱり…今夜あたり言っちゃおうかな…
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます