piano

最後にくれた嘘は嘘になる それさえも信じられないまま

「遠く離れたのはあなたじゃない わたしの地面だけが落ちていく」

気が晴れるまで数えたがっている 降って止まない涙の中

「遠く離したのはあなたじゃない わたしの地面だけが落ちていく」


大だわけが歌っているピアニッシモ どこからか繋がる赤い糸

誰が歌っているかなんて知らないけれど

誰かのためあなたのためみんなのため そのくせしてどうせ私のため

徳とご覧あれ 詰みになる前に舵を取れ

いつまでも待ち受けるカタストロフィ どうしても足が合わないガラスの靴に

12時越えても狂えば楽だろうと日和見

誰でもいいがわたしが一番 教えてほしいのは あんなのより いばらの道の歩き方

”何もない天井を一人で眺める高級ソファ”


本当の幸せを見つけたら手を叩こう

その為ならば静かに歌って行こう

道が見えないから間違いだろう

だなんて誰も言えないだろう

あの場所へ帰ろうとしよう


『あなたは全て』と誰かの独白 そんな風に立派じゃないんだ

「遠く離れたのはあなたじゃない わたしの地面だけが落ちていく」

全て上手くやれるとあなたと笑いたかったからと言い訳を作っていた

「遠く離したのはあなたじゃない わたしの地面だけが落ちていく」


思ったより忘れられないよ 思った通り笑われてしまうもの

当たり前のように過ぎていく記憶もあらばこそ

戻ってもいいんだ 確かめずとも歩いてきた道があるんだから

降らぬ雨の代わりにアルコールで消毒するから

いつまでも永遠naverとほざくカラスの嘘に 「綺麗事がいいだろ汚い嘘より」

今日はどれだけの人の願いに叶えたんだい星々

とか言ったら余計にフォルティッシモ あなたは「真に受けるバカみたい」と

間抜けだから何だって心を込めてみたんだけど


初めて歩き始めたときの音を取ろう

歩けなくても悲しみはないだろう

確かにそこで見つめてくれよう

無様だと笑ってくれるだろう

あの場所へ帰ろうとしよう


「安泰あれ」と祈る参拝者 本来誰のものかそんな心配は

そうだ 誰の目にも止まらないものを探しに行こう

「安泰あれ」と祈る参拝者 本来誰のものかそんな心配は

いいや 誰の目にも止まらないものを足元で育てよう


本当の幸せを見つけたら手を叩こう

その為ならば静かに歌って行こう

道が見えないから間違いだろう

だなんて誰も言えないだろう

あの場所へ帰ろうとしよう

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