第19話:トンボのエトゼン獣
チャプタ―1
ここは、保育園である。
私と頂は、子供達をプールで遊ばせていた。
「もう、プールの季節ね。」
「スライダー系とか。」
「危ないって。」
「楽しいのにな。」
「潜り方か。こうやって、」
「頂。そのやり方、むせるわよ。」
頂は、鼻に水が入って、むせた。
チャプタ―2
ここは、久が原である。
そこには、リークとジョークが居た。
「ああ言ったものの、手段が。」
「あるわよ。トンボなんて、どう?」
「今回は、任せた。」
「その話、のったわ。」
チャプタ―3
ここは、保育園である。
私達は、子供達にレインコートを着せていた。
「これで、全員ですね。」
「SからXLまであるとは。」
「どんな子が入って来るか理解らないから。」
「って、言いましても・・・。」
「細かい事は、気にするな。」
「はいはい。」
チャプタ―4
その頃、ティタニィーは、田園調布南で、カフェラテを飲んでいた。
「ここのカフェラテは、相変わらず、苦いな。」
そこへ、リークとジョークがやって来た。
「ティタニィー。トンボって?」
「どうやって、捕まえるの?」
「肉で釣る。」
「確かに、それは、言えているな。」
「それじゃ、実効あるのみ。」
リークとジョークは、去って行った。
チャプタ―5
ここは、保育園である。
私達は、川で子供達を遊ばせていた。
「キャハハハッ。」
「事故が起きないように見張ってないと。」
「はしゃぐのは、良いけど。」
「元気すぎるのもね。」
チャプタ―6
ここは、中央である。
そこには、リークとジョークが居た。
「ここら辺で、どうだ?」
「何とかなりそうね。フフフッ。出でよ、エトゼン獣「エトゼンリベルニダエ」。」
ジョークは、エトゼン獣エトゼンリベルニダエを召喚した。
「御命令を。」
「街を破壊して。」
「仰せのままに。」
エトゼンリベルニダエは、街を破壊し始めた。
「ウワーッ。キャーッ。」
チャプタ―7
私は、キンダーガルエフに乗って、走って行き、そこへ辿り着いた。
「あーっ。居たーっ。」
「あのトンボ型怪人か。」
「ここで待ってて。」
「OK。ピンチになったら、呼んでくれ。」
「理解ってる。キンダーガルチェンジ。」
私は、安易保育士 地予朶 ブリンクモードに変身した。
「そこまでよ。」
「な、何者だ?」
「破壊をあやす保育士。安易保育士 地予朶。おはようございます。」
「乱撃ライカン兵。」
エトゼンリベルニダエは、十体もの乱撃ライカン兵を召喚した。
「アカーッ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
私は、拳や蹴りで、乱撃ライカン兵達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―8
「炎幻衝。風幻衝。」
エトゼンリベルニダエは、炎と風を同時に想像して術を放った。
「ウワーッ。同時に放ってくる。そうだ、目を回せば、何とかなるかも。」
私は、近くに落ちていた螺旋状の鉄の棒を回しまくった。
「あ、あれ? ん?」
「キンダーガルスプラッシャー。」
私は、キンダーガルスプラッシャーを構えた。
「キンダーガルヴぇサーウェイビング。」
私は、エトゼンリベルニダエを狙撃した。
「ギャーッ。」
エトゼンリベルニダエは、爆発して消え去った。
「さようなら。」
チャプタ―9
そこへ、ティタニィーがやって来た。
「フフフッ。良いわね。漆黒の吹雪。」
ティタニィーは、エトゼンリベルニダエを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。キンダーガルヒポポタムス。」
私は、召喚したキンダーガルヒポポタムスに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、キンダーガルヒポポタムスを人型に変形させた。
「キンダーガルフリート。」
チャプタ―10
「炎幻衝。風幻衝。」
エトゼンリベルニダエは、炎と風を同時に想像して術を放った。
「ウワーッ。」
「大丈夫か?」
「うん。でも、あの術の片方だけでも、何とかしないと。」
「作は、あるのか?」
「羽根さえ。」
「何をごちゃごちゃと? エトゼングライダー。」
エトゼンリベルニダエは、飛行しながら、体当たりをして来た。
「ウワーッ。でも、これで。」
「理解った。キンダーガルシミター。はーっ。」
キンダーガルフリートは、エトゼンリベルニダエの羽根を斬り裂いた。
「ヌオワーッ。」
「斬幻衝。キンダーガルヴェサースライサー。」
キンダーガルフリートは、エトゼンリベルニダエを一刀両断した。
「ギャーッ。」
エトゼンリベルニダエは、爆発して消え去った。
チャプタ―11
ここは、朽ち果てた保育園である。
「ティタニィーよ。」
「何でございましょう?」
「こいつを連れて行け。」
そこへ、現れたのは、一体のライカン兵だった。
名を、「ゲマトノイド0」と言う。
「キシャーッ。」
「仰せのままに。」
チャプタ―12
ここは、保育園である。
「もう、夜ですね。」
「それじゃ、解散だ。」
「へへへっ。休みましょう。」
「そんなテンションじゃありません。」
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