第15話:キンダーガルヒポポタムス
チャプタ―1
ここは、保育園である。
私達は、子供達にキャッチボールを教えていた。
「結構、良いね。」
「おーい。後ろに飛んでいったぞ。」
「私が取って来る。」
チャプタ―2
ここは、朽ち果てた保育園である。
「ティタニィー。新しい幹部を紹介しよう。」
「はい。」
「リークとジョークだ。」
「我らにお任せを。」
「任務を遂行するまでです。」
「行って来い。フフフッ。」
「仰せのままに。」
リークとジョークは、街へ向かった。
チャプタ―3
ここは、西六郷である。
そこには、リークとジョークが居た。
「さて、どうする?」
「自転車でも集めてみるよ。」
ジョークは、放置自転車を回収し始めた。
チャプタ―4
私達は、子供達を寝かしつけていた。
「や、やっと寝てくれた。」
「ちょうど、活発な時季だしな。」
「静かにしておこう。」
チャプタ―5
ここは、東六郷である。
そこには、リークとジョークが居た。
「一ちょ、大暴れしてやるか。」
「それは、無理よ。出でよ、エトゼン獣「エトゼンファールラート」。」
ジョークは、エトゼン獣エトゼンファールラートを召喚した。
「お任せチリンを。」
「ウワーッ。キャーッ。」
チャプタ―6
ここは、保育園である。
「全員、帰ったな。」
「帰りが早くなったんだな。」
「私達も帰りましょう。」
「園長。何か聴こえません?」
「何も聴こえないけど?」
「気のせいとか?」
「先に帰っていて下さい。それでは。」
私は、スクーターに乗って、そこへ向かった。
チャプタ―7
ここは、仲六郷である。
そこには、エトゼンファールラートが居て、街を破壊していた。
「喰らえ。旋幻衝。はーっ。」
エトゼンファールラートは、車輪から竜巻を放った。
「ウワーッ。、キャーッ。」
そこへ、私は、辿り着いた。
「キンダーガルチェンジ。」
私は、安易保育士 地予朶に変身した。
チャプタ―8
「そこまでよ。」
「な、何者だ?」
「破壊をあやす保育士。安易保育士 地予朶。おはようございます。」
「ええーい。乱撃ライカン兵。」
エトゼンファールラートは、十体もの乱撃ライカン兵を召喚した。
「アカーッ。」
「キンダーガルブラスター。シュート。」
私は、乱撃ライカン兵達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―9
「旋幻衝。はーっ。」
エトゼンファールラートは、車輪から竜巻を放った。
「ウワーッ。」
「クククッ。切断してくれる。輪幻衝。」
エトゼンファールラートは、私を斬りまくった。
「ウワーッ。車輪さえ、何とかすれば。」
「クククッ。止めだ。斬幻衝。」
その時、私は、エトゼンファールラートの車輪に、道に転がっていた鉄パイプを投げ込んだ。
「ん? 動けーっ。あれ? ウワーッ。」
エトゼンファールラートは、吹っ飛んだ。
「ウワーッ。しゃ、車輪が・・・。」
「キンダーガルシックル。」
私は、キンダーガルシックルを構えた。
「斬幻衝。キンダーガルクレセント。」
私は、エトゼンファールラートを横に一刀両断した。
「チリン、チリーン。」
エトゼンファールラートは、爆発して消え去った。
「さようなら。」
チャプター10
そこへ、ティタニィーがやって来た。
「また、あなたが? 良いわ。漆黒の吹雪。」
ティタニィーは、エトゼンファールラートを蘇生し巨大化させた。
「チリン、チリーン。」
「ま、また巨大化? どうすれば?」
そこへ、巨大なカバらしき者がやって来た。
名をキンダーガルヒポポタムスという。
「勇者よ。我に乗れ。」
「わ、理解った。」
私は、それに飛び乗った。
チャプタ―11
「喰らえ。旋幻衝。はーっ。」
エトゼンファールラートは、車輪から竜巻を放った。
だが、私達には、通じなかった。
「な、何ーっ?」
「私の名は、キンダーガルヒポポタムス。よろしく。」
「私は、地予朶。よろしくお願い致します。」
「グオーッ。」
「何なら、斬り刻むまでだ。」
キンダーガルヒポポタムスは、エトゼンファールラートに飛び掛かった。
「ヌオワーッ。お、重い。」
「グオーッ。」
キンダーガルヒポポタムスは、エトゼンファールラートを噛み切って、
粉砕しきった。
「ギャーッ。チリンチリーン。」
エトゼンファールラートは、爆発して消え去った。
チャプタ―12
ここは、朽ち果てた保育園である。
「リークとジョーク。御苦労。」
「よろしいのですか?」
「負けてしまいましたけど?」
「気にするな。作戦を続けろ。」
「仰せのままに。」
チャプタ―13
ここは、多摩川である。
そこには、ティタニィーが居た。
「クククッ。ここで、作戦を練るとしよう。」
ティタニィーは、幻衝力を溜め始めた。
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