3節 各駅停車として
再び述べますが、この楽曲のテーマは曲名にあるように緩行列車です。各駅停車に乗って行く気怠げな雰囲気が曲を通してあります。
その姿に、自分の姿を重ねられることがこの曲に一層引き込まれる理由になっています。人を早歩きで引き離すのでは無く、牛歩で自分が引き下がったりしていた自分に。
さて、さっきから楽曲の話ばかりしてきましたが、そろそろ鉄道の話をしましょうか。僕は各駅停車で帰宅するのが趣味になっています。普段使いは京成線で、帰りは上野から各駅に乗って座る。各駅では座ってのんびり帰れるんです。結局、時間は倍くらいほどになるんでしたかね。急行列車を二本通過待ちするのを見たり。昔はその間に読書をしていましたね。最近はうとうとして寝たりとか、ネット上の友人とdiscordで会話したりとかですけれど。
いやはや、疲れた体に鞭打って急行に乗り込むのはもったいない。日本の電車が安全だからのことですけれど、電車内でのウトウトは寝る前のものよりもずっと健康的で、夢見がちな火照ったものです。いいですよ。
なんかせこせこした社会の空気に逆らって、ちんたら帰るのがいいんですよ。私はこういうところもあるので歌詞にとても共感できるんですよね。
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