第2話 群雄割拠

 大陸を統一したシンパ帝国は400年を経て崩壊。

 群雄割拠の時代の歴は4年、シャルームが仕官した君主は初老の老騎士のフェルトゥ、このシャルームを孫の様に可愛いがる老騎士である。

 シャルーム

 「君主フェルトゥ様、新しい人材の方です、経歴はあれですが、信用を守る方です」

 老海賊のガンエン

 「久しぶり」

 フェルトゥ

 「ガンエン・・・」

 ガンエン

 「死ぬなら戦場が良いなと」

 フェルトゥ

 「わかった」

 この他に新しく兵を集め、シャルームは切り札の開発、この他に新装備を兵に支給。

 階級は将軍のシャルーム、兵の方が大人、この子供将軍と呼ばれ、この支給した新装備以下。

 シャルーム

 「大量生産型の大地の剣、刃渡りは70cm、握りは15cm、鍔は5cm位です、咒弾を12発、魔力の代わりになります」  

 兵長

 「新装備はわかりました」

 シャルーム

 「はい、では次の新装備は奇跡の腕輪、ヒール1可能、で守りの指輪、プロテクト1可能、プロテクト2可能、また魔王の紋章、火、風、土、水の攻撃魔法が扱えます、咒弾が叶えます」

 兵長

 「便利ですな」

 シャルーム

 「はい、非常に便利です」  

 2㎜×500㎜咒弾12発の大地の剣。

 フェルトゥ、シャルーム、ガンエンの3人が将軍格、部下に一万人がいる。

 役人、文官、大臣、宰相もいるが武器は持てない人々。

 ガンエン

 「シャルーム、童貞を連れて娼館にいけ」

 シャルーム

 「わかりました」

 この娼館、歳上が必要だと行かせた。

 翌日、大人になった面々。

 ガンエン

 「シャルームは歳上の女性に授乳プレイか」

 シャルーム

 「ええ、朝まで」

 軍議が開かれた。

 シャルーム

 「いささか寂しいですが、3名となります、宰相以下は武器は持てない人々です、また将の下は入りません」

 ガンエン

 「成る程ね、兵は?」

 シャルーム

 「募兵ですが三万です」

 ガンエン

 「悪くない」

 フェルトゥ  

 「むしろ良いかな」

 シャルーム

 「はい、新装備以下は練習中です、紹介します、大量生産型の大地の剣です」

 演武、この光景に成る程と納得した二人。

 ガンエン

 「やるじゃないか」

 フェルトゥ

 「かなりいい」

 シャルーム

 「はい、いささか威力に欠けますが、兵としては十分かと」

 ガンエン

 「ああ」

 この後に話し合い。

 シャルーム

 「やはり資源の確保を優先したい、宰相以下も資源の心配が強いです」

 ガンエン

 「先ずは食糧だ」

 フェルトゥ

 「ちと、地図を見ればドワーフの岩の王国がある、ドワーフは少数種族、資源はまあまあ、初戦は勝ちたい」

 シャルーム

 「そうですな、岩の王国なら兵が4000人です、この前に諜報しました」  

 フェルトゥ

 「なら攻めよう」

 この侵攻は宣戦布告からとなる。

 

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