F-15J改

2013年から順次改修が進められている機体。

改修は「MAI三菱航空工業」が担当した。


改修箇所は以下の通り

F/A-18Jの水平尾翼を改良した大型のカナード翼を追加

IHI製の新型エンジンへ換装

MAIが開発した三次元推力偏向ノズルに換装

制御系統の一新


アビオニクスの換装

最新のデータリンクシステムの搭載

国防海軍とのデータ共有システム「NIFC-CA海軍統合火器管制対空システム」の搭載

HMDヘッドマウントディスプレイへの変更

などを行った。


改修の結果、機体の性能は格段に増し非常に高性能になったが、改修費用がとんでもなく高くついた上、次世代機としてF-35A/B/Cが配備されたことや国産の最新鋭ステルス戦闘機「F-5 風神」の量産配備も決定したことなどにより、当初予定していた148機の改修計画から大幅に削減され98機の改修にとどまった。


F-15J改になってからの初の実戦は2015年の第二次日中戦争であった、那覇空軍基地の第209飛行隊が「宮古島航空戦」などに参加した。


また、日本側の反攻作戦「高千穂」では、多良間島の人民解放軍SAM部隊を攻撃するF-2Cの囮となり、犠牲は出したものの作戦を成功に導いた。


更に、第二次日中戦争終盤の弾道ミサイル迎撃作戦では、東京上空をCAP戦闘空中哨戒していた百里空軍基地の第201飛行隊所属の「風間真一大尉」の駆るF-15J改が迎撃から漏れた「東風21」弾道ミサイルに体当たりを行いこれを撃墜した。


現在は一線こそ退いているものの未だに現役として日本の空を護っている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る