黄泉竈食ひ

気づいたら、商店街を歩いていた。色んな食べ物が売っていて、匂いが食欲を刺激する。

「あんちゃん、これ食べな」

 気の良い店主が飴を差し出してきた。受け取ろうとしたら、手首を誰かに掴まれた。見上げると……目が覚めた。

 

僕は病院のベッドで寝ており、医者から危篤状態だったと知らされた。

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