貢物
「あー最悪、今年もチョコ0だった……」
「俺も」
「嘘つけ! 昨日の朝学校来たら、机にチョコどっさりあったじゃんか!」
友達は黙って、教室のドアの方をチラリと見た。
数人の男が目を輝かせて、こちらを見つめている。
「舎弟共の余計なお節介だ」
そういやこいつ、学校の番長だったな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます