瞑想「考えさせられて、幻想の中を苦しむ」

瞑想「考えさせられて、幻想のなかで、苦しむ」


『考えさせられている』と、自覚する。

前回からの続きです。



私は、部屋で一人、瞑想をしていました。

無心になれず、

考えることを、やめれませんでした。


「私は、自分の意思で、考えていない!」


「考えさせられている!」


「アジャパー!」


と叫びました。



『考えさせられている』と、自覚できました。



そして・・・


楽しいことを、考えさせられているなら、

まだいいですよ。


それどころか、

嫌な記憶や、苦しいことばかり、

考えさせられていました。



さらに、

考えさせられ、

そこから発生する、

イメージやビジョンに、影響されて、

感情が乱れ、苦しんでいたのです。



私は、考えさせられて、苦しんでいたのです。




私は、目を開けて、瞑想をやめました。


目の前は、私の部屋です。

私、一人です。



しかし、

考えさせられて、

そこから発生する、イメージやビジョンの数々。

私は、数人の人間に出会い、

違う場所に行っていました。


それらは、考えることに、創造された、

幻想です。

幻想です。

幻想です。

幻想です。

幻想です。



『私は、考えさせられて、

 幻想の中を、苦しんでいたのです!』



だって、

私は、部屋で、一人、目をつぶっていただけですから。




『考えさせられて、幻想のなかで、苦しむ』




瞑想中でなくとも、生活のなかで、

しばしば、考えさせられて、

幻想の中で、苦しんでいることもあります。



「みなさんは、どうですか?」



もし、幻想の中で、苦しんでいるのなら、

まずは、この事実を、自覚しましょう。





瞑想「考えさせられて、幻想のなかで、苦しむ」

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