禅の言葉「中道」について
「中道」は、極端に偏らないことです。
極端な方向に走ってしまうことありませんか?
例えば、
目標に向かって努力しすぎたりする。
逆に、なにもせず、ダラダラしてしまう。
例えば、
食べすぎたり、飲みすぎたりして体調を崩してしまう。
逆に、飲まず食わずで体調を崩してしまう。
私もよくやってしまいます。
悟りをひらいた「ブッタ」の物語を思いだしてください。
ブッタは、
贅沢三昧の享楽の日々を続けても、虚しいだけだと感じた。
その後、厳しい苦行の日々を続けた。
しかし、そのどちらに身を置いても、
心の平穏は得られなかった。
『過度に楽しむ』
『過度に苦しむ』
というふうに、極端に突っ走るのではなく、
自分に合った、ちょうどいい日々を送ることが良い。
すなわち、「中道」が良いと気づいたのでしょうね。
「ブッタ」は、「中道」を分かりやすく伝えるために、
琴の例え話をしました。
琴の糸を張るとき、
糸を、
『張りすぎても』
『緩すぎても』
良い音が出ない!
ちょうどよい、張り加減で、良い音がでる。
悟りに至る道もこれと同じ。
「怠けていれば、悟れない!」
「張り詰めて努力しても、悟れない!」
と説いた。
なるほど、さすが、ブッタですね。上手いこと言いますね。
『がんばり屋のみなさん、むらみやたらに、頑張っていませんか?』
『なまけ者のみなさん、むやみやたらに、怠けていませんか?」
私もついつい、やらかして、生活のバランスを崩し、
めいそうしてしまいます。
もち、迷い走る方の、めいそうです。
大切なのは、何事も、極端にならず、『中道』を歩むこと。
もう一度、言います。
何事も、極端にならず、『中道』を歩むこと。
何事も、バランスを取りながら、ゆるやかに、軽やかに、
人生という道を、歩んで行きましょう。
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