第18話 反攻開始

8月27日06時00分

JTF統合任務部隊司令部は尖閣・先島諸島奪還作戦「高千穂たかちほ」を発動

本格的な反攻作戦に入った。


「高千穂」発動を受け、那覇空軍基地からF-35AJとF15J改、F-2Cが出撃。


嘉手納かでな空軍基地から爆装したF-2Bが出撃

宮古海峡上空に占位せんいしていたE-767AWACSからデータリンクを受け宮古島方面へと向かう。


海軍及び海兵隊の各艦隊も針路を宮古島方面へと向けた。


06時05分

中国空軍部隊が温州ウンシュウ舟山シュウザン南京ナンキンなどから出撃。

JJIA日本統合情報局からの情報によると、その中に人民解放軍の最新鋭ステルス戦闘機「J-20」が含まれていることが判明した。

また、「轟油-6」空中給油機や「空警-2000人民解放軍の早期警戒機」の出撃も確認された。


06時28分

多良間たらま島の防空ユニット及び地対艦ミサイルの破壊のためF-35AJ・F-15J改は高度を維持し囮となる。


一方、F-2B/Cは高度を50mまで降下、シークラッターと宮古・下地しもじ両島のバックグラウンドノイズに紛れ多良間島に接近する。


06時30分

F-2Cが「HARM-314式高速対レーダー誘導弾」を発射、空域を離脱。


06時31分

「HARM-3」が多良間島各地に展開する「紅旗-7短距離地対空ミサイル」の大半を破壊する。


06時33分

F-2Bが攻撃を開始、地対艦ミサイル「FL-2地対艦ミサイル」や「95式自走対空砲」、F-2Cが撃ち漏らした「紅旗-7」へ攻撃を開始


06時47分

F-2Bの攻撃が完了、多良間島の対空/対艦ミサイル陣地の破壊に成功


しかし人民解放軍多良間占領部隊からの反撃で囮のF-15J改2機と攻撃部隊F-2Bが4機撃墜される。


06時50分

宮古島東方沖で旋回待機中だったC-2輸送機が多良間島に接近。


06時55分

「ウィングダイバー」が多良間島に降下を開始、人民解放軍多良間島占領部隊と交戦を開始する。














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