第5話 「ほうしょう」出撃

 07時00分

 国防海軍第一航空機動艦隊(旗艦:空母「ほうしょう」)に出撃命令

 同時に第二航空機動艦隊(旗艦:空母「りゅうほう」)に出撃準備命令が発出される。


 08時00分

 空母「ほうしょう」旗艦の国防海軍第一航空機動艦隊が海軍横須賀基地を出撃、針路を南西に向ける。


 09時00分

 与那国島で人民解放軍が陣地構築を開始

 それと並行して島民の集約も開始された。


 10時00分

 人民解放軍多良間たらま占領部隊が地対艦ミサイル「FL-2」と短距離地対空ミサイル「紅旗-7」を島内各所に配置

 島民を学校や公民館に集約する。


 14時30分

 大陸本土から増援部隊が与那国島に到着、陣地構築が本格化し、大型の「紅旗-9」防空システムや「YJ-62」地対艦ミサイルなどが配置される。


 16時00分

 外務大臣「麻相太郎」が駐日米国大使を召喚。

 外務省も米国務省などと協議に入る。


 17時48分

 国防空軍那覇基地所属の「RF-15J」が石垣・西表方面を偵察中、与那国島に配置された「紅旗-9」により撃墜される。

 また、偵察機の捜索のため飛来した同基地所属の「F-15J」が水納みんな島西方で「青島チンタオ」艦載機の「殲-15B」に撃墜された。


 そのため多良間以西の制空権を事実上喪失した状態となってしまう。


 更に、宮古島西方沖に展開していたフリゲート艦「みかづき」と「もちづき」が中国艦隊からミサイル攻撃を受けたため一時的に後退せざるをえなくなった。


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