おくりもの
おくりものがあった。
それは、おおきなハエでした。
ほんと、めちゃくちゃデカかったんですよ。
それが、ぼくのまわりをぐるぐるとまわりだしたんですよ。
でも、なんか気持ちいいんですよね。あのハエのふわふわする感じが、たまらん。
そんで、どこからかスナック菓子の匂いがしてきた。
ぼくは、ひとりでになんかのパーティーにいるみたいな気がした。
でも、なんか違う気もする。
そのスナック菓子がどんどん匂ってくると、変な感じになってきた。
胸がドキドキするし、手がふるえるし、ものすごく不安になってきた。
でも、なんでだろう、なんか、気持ちいい。
終
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