私は希望を見いだせない
労働の民
不動産登記
祖父が死んだ。
相続の際不動産所有者を変更するためには登記を変更する必要があると知った。
登記変更のため法務局に行き祖父の家の名義を調べてみると祖父の祖父の名義だった。
登記の変更には相続人全員から印鑑証明と署名を貰わなくてはいけないらしい。
祖父の祖父は10人の子供を作っていた。
登記の変更の為にはこの10人の子供の子孫全員から印鑑証明と署名を貰わなくてはならない。
無理だ。枝分かれして全員から印鑑証明と署名を貰える気がしない。
私は絶望した。
なぜその土地に住んでいたのは祖父なのに代を遡って権利の変更をしなくてはいけないのか。
その土地を現状管理している人が権利を取得できるようにすればいいではないか。
枝分かれした子孫全員に印鑑証明と署名を貰うなど手間も費用も掛かる仕組みのせいで所有者不明の土地が増えている。
都市開発に大きな支障をきたす前に国は早く登記の変更をしやすいように改正すべきだ。
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