エピローグ&後書き

 吉幸

 大学在学中に真緒に婚約指輪を贈る気だったが、勇気が出せずに社会人になってからプロポーズした。

 真緒が涙ながらに受け取ってくれた事に安堵しつつ待たせてしまった事に後悔する。

 結婚後、真緒との同居生活で徐々に成長。良き夫として仲良く過ごしている。


 真緒

 大学在学中から吉幸との子供が欲しいと思っていたが、翔子の子供達の相手をする事で耐えていた。

 吉幸からのプロポーズ後、本気を出したらしい。結婚1年目で妊娠した。


 一樹

 付き合い始めた当初は真利奈…というより女性に対しての接し方がわからずに全力で空回りしていたが、その空回りすら真利奈にとっては好意的に見えたらしい。

 誠実さと積極性を併せ持つ良い彼氏として真利奈を支え続けた。


 真利奈

 一樹の事は最初は信用できる男くらいにしか見ていなかったが、誠実さと自分の事を最優先で考えてくれている姿勢に徐々に惹かれていく。

 過去の恋愛経験を経てようやく自分の理想の彼氏と出会う事ができたのかもしれない。


 芦屋

 翔子に徐々に調教され、学生時代と比べてまともになった。子供っぽさはあえて矯正されていないので、息子達と激しい翔子争奪戦を繰り広げている。


 翔子

 可愛い夫と息子達に囲まれて幸せな日々を過ごしている。自身の異常性には全く気付いていないが…それほど害は無い気がするので意外と大丈夫かもしれない。3人目の子供は女の子らしい。


 篤

 姉を傷付けた結城のせいでチャラ男嫌いになった事が真名と付き合うきっかけになった。真名に付き纏うチャラ男を追い払った事が2人の出会いだったそうだ。


 真名

 姉の真緒が大好き。人見知りが激しいが懐いた相手には零距離になるのは姉と同じ。篤と付き合い始めてからは篤にずっとくっついている。

 

 結城

 体を求められる喜びと心を奪えない虚しさ…マダムへの叶わぬ想いを胸に真面目に生きている。

 過去の行いの罪悪感は持たないのでマダムとの縁が切れたらまた何かやるかもしれない…



 「振られる男」は完結です。

 今回はちょっと短めでしたが、楽しんでいただけたなら幸いです。

 真緒のキャラが突っ走っていたのと、翔子が無敵すぎたので書いててよくわからなくなってました。短編という下書きはあるけど大筋しか見えていないので…なんでこうなった?

 一樹は結城に対する切り札にする予定でしたが、結城がマダムと遭遇してしまったので出番がなくなりました。ある意味、一樹もマダムの被害者ですね。


 次の話は…要望があった話になると思います。また構想を練るための充電期間に入りますが、お付き合い下さると嬉しいです。ではでは~

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