或る大学生の英雄譚

曖昧もこ

キャラクター紹介

キャラクター紹介(本編をある程度読んでから読むことをお勧めします。)

ここでは本編に登場するキャラクターのビジュアルや設定についての詳細を本編を進めるごとに順次書かせていただきます。理由は主に二つありまして、一つは作者の中できちんとイメージを構築させるため、もう一つはしばらく読んでなくて内容を忘れちゃった、という読者の方々への簡単な説明のため、といった感じです。

僕がキャラクターをちゃんと想像したいと思っているのもあり、本当にどうでもいいような細かすぎる設定(多分本編でも拾わない)まで書いているので、「そういうのいいから」と思う人たちは本編の方に行ってもらって構いません。


なお、キャラクター紹介という名目であるため、以降では多少のネタバレが含まれます。基本的にはその章を読み終わった後にその章のキャラクター紹介を読んでいただく…という順番にしていただけると多分ネタバレにはならないと思います。それでも不安な方は本編の方に行っちゃって大丈夫です。

あと、この物語は後から段々と設定が明らかになっていくキャラクターも何人かいるため、何回か同じキャラクターの紹介文を記載するつもりですがそういうキャラクターは原則として紹介文として記載します。

ややこしい構造で申し訳ありませんが、ネタバレ防止のため何卒宜しくお願いします。

 


それでは! 早速キャラクター紹介に入っていきましょう!!


以下、ネタバレ防止用に空白を置いています。


























◎プロローグ登場キャラクタ―

立花幸たちばなこう

・本作の主人公で、大学入学の年にパンデミックが起こったことでほとんど外に出ることなく大学1年目を終えた悲しき二十歳。家にいる期間がとても長かったことで映画鑑賞が趣味となり、現在では古今東西のアクション映画やアメコミヒーロー映画をほとんど網羅している。


・シーマから渡された『力の蕾』と同化したことにより、並外れた身体能力と発火能力を得る。同化直後は自分の能力が何なのか全くわからなかったが、戦いの中で発火能力が発現し、苦戦しながらも怪獣を討伐するに至った。


・中高で吹奏楽部に在籍していたため、体はあまり筋肉がついていない方向のやせ型。加えて女子に囲まれていた環境であったにもかかわらず、女性と交際した経験は一切ない。特に際立って不細工というわけではないが、あまりぱっとしない性格からか全くというほどモテず、高校の同級生からはその点をよく弄られる。


・祖父母が米農家であり、幼いころからほとんどいつも主食が白米であったため、現在でも白米を好んで食べるようになった。ただ、炊き込みご飯に対しては嫌悪のような感情を抱くほどの白米至上主義者であるため、「ご飯が好き」と勘違いしていた親とはそれがきっかけでプチ論争にまで発展したことがある。


・身長 180cmギリ届かないくらい

・体重 66㎏



②シーマ

・銀髪蒼眼の美女。外見は幸と同じか少し上くらいの年齢に見えるが、実際は幸よりもはるかに年上。髪型は腰より少し上くらいまでの丈のストレートロング。顔立ちは少し欧米寄りな感じで、ぱっちりとした大きな目と高い鼻が印象的。


・『力の蕾』を幸へ渡し、発火能力を授けた。なぜ幸が戦わなければならないのかについては口止めされているようで、幸には伝えることができていない。また、細かい能力の説明についても固く口止めされている。


・日本語(というかこっちの世界の言葉)は勉強中。基本的な日常会話は難なくこなせる程度に習得しているが、尊敬語と謙譲語の使い分けがあまりできていない。


・身長 165㎝くらい

・体重 わからないけど結構痩せてる



③怪獣

・最初の襲撃者。並外れた身体能力を持つ幸と互角以上の戦いを繰り広げたが、幸に発火能力が発現した後はほぼ一方的に攻撃され続け、敗北した。死亡したことにより体はシーマたちの世界に送られた。その後どうなったかは不明。


・身長 10m弱

・体重 数トン



④謎の男

・幸と怪獣の死闘の後、シーマと話していた男。細かい素性は不明。シーマに対しては少し悪意を持って接している。


・身長 不明

・体重 不明



以下、ネタバレ防止用に空白を置いています。




























◎第1章登場キャラクター

①立花幸

・静岡の実家にてストラの襲撃を受け、父の命と引き換えに何とか勝利を収める。両親を襲撃されたことによって今までの己の楽観的な態度を悔い改め、父の遺言から自分の人生を犠牲にしてでも人々を守り抜くヒーローとして生きることを決意する。


②シーマ

・黒幕と思われる人物から言動・行動ともに大きな制限がかけられており、幸に魔力の説明をすることは出来たが、ストラとの戦闘に参加して幸を手助けすることは出来なかった。何も知らない幸の両親を巻き込んでしまったこと、そして重要な場面においても何も協力できなかったことについてひどく悔やんでいる。


③幸の父

・本名は立花徹たちばなとおる。ストラの襲撃時、幸と共闘したことによって命を落としてしまう。


・普段はどちらかというと寡黙なイメージ。でも冷めているという感じではなく、しっかり熱を持っていてもあまり外に出さない性格。


・大の映画好きで、コロナ期間の長期休みの際、帰省している幸と一日に3,4本ほど映画を鑑賞する日もあった。映画自体はもちろん、自分の大好きな作品を他人に見せてどんな反応をするか、というのも楽しむタイプ。


・身長 幸より少し小さいくらい

・体重 80kgほど



④幸の母

・本名は立花瑞希たちばなみずき。ストラの襲撃時、家の倒壊によって大けがを負い、ストラに拘束されたことにより命の危機に瀕するが、幸の父の決死の特攻によって何とか命を救われる。現在は静岡の病院にて療養中。


・専業主婦なわけではなく、今でも正社員として働きに出ている。


・母の方は映画好き、というほど本数を見るわけではないが、幸の父(夫)と映画の趣味は一致している。初デートも映画館だった。


・身長 157cm

・体重 55kg



⑤ストラ

・異世界からの襲撃者。幸の両親と幸自身の管理権を天秤にかけて幸に交渉を持ちかけた。言動からは幸を支配下に収めることを主目的としていたようだがその真意は不明。交渉が決裂したことによって幸と戦闘することになる。家ごと横転させるという作戦で幸の両親を巻き込み、結果的に父親の殺害を達成。その後に母親を殺すことは困難と判断して異世界へと退却しようとするが、謎の原因によって阻害されたため怒りによって力が増強していた幸に殺されることとなった。


・身長 190㎝弱

・体重 80~83kg



⑥謎の男

・一連の事件を監視していた謎の男。ストラを利用している立場で、何かしらの計画の元今回の事件を起こすに至ったらしい。言動からストラの退却を阻害したのもこの男の判断だと考えられる。


⑦謎の女

・謎の男の側近。男の計画もある程度把握しているようで、計画の進行を促すような言動もいくつか見受けられる。名前・能力ともに一切不明。

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