『私の働き方改革』 適応するってなんだろう

阿部 四郎

第1話  まえがき

 この作品の中で登場する人物の言葉や行動などは私の主観と記憶により表現されたものです。それらを事実を断片として感じてもらえればと思います。


 私以外の誰かが同じ空間にいて同じ体験をしても必ずしも同じ思いになる事はないからです。例えば同じ映画を見たとしても感想は様々で同じシーンが良かったと思っていてもどこが良かったのか微細なところまでは共有する事は到底不可能だからです。


 しかし人間の本質として普遍的な愛だったり花がきれいだと思う心を共有する事は人間特有の能力で平和の源ではないかと思っています。私はこれを書く前に、今までの人生すべてに感謝できるという素晴らしい体験をしました。 


 私の行いが悪い事で良く思っていない人、許せないと思う人がいるかもしれませんが、すべての現実は立場の違う人たちが体験したそれぞれの断片が世界を作っているのではないかと思っています。


立場の違うそれぞれの体験を共有し感じた事を分かち合い協力して行く事は今起きている様々な問題や生き辛さを解決する糸口になると信じています。


私は四一歳で発達障害の注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断を受けました。本書は同じ障害で悩む人たちや仕事に適用できない人など多くの人に読んで頂く事で少しでも気持ちが楽になって明るさを取り戻してもらえれば幸いです。


今書いているこの文章はこれから起きる働き方改革の前に書いた文章であり、最後の仕上げはこれから始まる未知なる体験です。


これから出会う人たちは私に幸せをもたらしてくれる人たちでいっぱいです。

 私のとても気楽な挑戦は『私の働き方改革』になりました。明るい未来への扉もうすでに開かれているのです。

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