4. 大規模イベントへの心構え(ガチ・ノンフィクション)
投稿者向けの大きめのイベントが開かれる際、『エッセイ部門』が設けられている場合があります。
そんなときに(有名な人が)こういう内容をぶっ込んだら面白いだろうね、っていう感じの回。
結局言いたいのは、
1. 『健康には気を付けろ』
2. 『折れるなよ』
3. 『素通りされても気にするな』
4. 『反応があるだけありがたいと思え』
5. 『所詮読者票は読者票』
この程度です。
ただし、先に言っておきます。
ノンフィクションなので、洗いざらいハッキリと書きます。
綺麗事を書く気は一切無いです。
諸々そういう汚い話を踏み潰した上で、『折れるなよ』という話にようやく行き着くだけの話です。
いいですね?
覚悟はいいですね?
ここからは自己責任ですよ?
こういった時期に『底辺』にいると、PVが普段より絶対伸びないです。
何でもないタイミングで投じた作品のPVの伸びの方が圧倒的にイイなんてことはザラです。
長篇は閲覧されない。
短篇は見向きされない。
長短の貴賤無く、一律で読まれない。
やたらと景気のいい他人の話に、唇にいくつ穴を開けたことか。
メンタル的に不健康なのでSNSからログアウトしたくらいです。
実例を少し出してみましょうか。
今年の5月から連載を開始し、カクヨムコン8の開催日である2022年12月1日に第1部全話公開完了ということで一旦完結処理をした作品は『10000PVオーバー』。
カクヨムコン6にて連載をし、そこそこPVカウンタは動いた方である作品は『1000ちょっと』。
話数は完全一致の全57話。
トータルでの文字数は双方18万文字中盤程度。
まぁ、読まれない。
現実問題として、読まれない。
読まれないモンだから当然評価もやってこない。
その原因としては、いろいろと考えられますね。
あくまでも私の予想でしかないですが。
一番大きいところなら、ふだん執筆も閲覧もするユーザーが執筆にかかりきりになって閲覧をする余裕がなくなるため、だとか。
そもそも年末年始なんて誰だって大抵暇じゃないし(社会人なら年末進行、学生さんなら期末テストとか入試とか)、そこまでスマホ握りっぱなしにならない、とか。モニターにかじりつくなんてできない、とか。
他人の作品にPVや評価が行って欲しくないからそもそも読まない――なんてことは無いと信じていますが。
だけど、WEBモノカキだって大抵そうです。
時間なんてないです。余裕なんてないです。
専業作家だったり、完全にモノカキに専念出来る人は知りません。知ったことではありません。個人的には『恵まれてますね』という恨み節を投げつけておきたいところですが、閑話休題。
だけど、それでも時間をどうにか捻出して、書いているわけです。
ところが、PV遷移はkonozamaです。
いつまで経ってもやってきません。
ハッキリ言わせてもらうと。
新作を投じたい気分にはならなくなってくるわけです。
運営側としては当然『お祭り感』を演出したいでしょう。年に1回ですからね。実際にレーベルの名前だけを見れば知名度もありそうな部類が揃っていますから、それだけ見ればお祭りかもしれません。
ところが、参加している側としては、どんちゃん騒ぎの裏、照明の当たっていない場所で孤独に焼きそばを啜ってるような気分にしかなれません。
コンテスト期間中に中断されたり削除されたりする作品が多いから『完走キャンペーン』なんてやってるんじゃない? ――とか邪推してしまうくらいにはメンタルがささくれ立ちます。
創作活動なんていうモノは心に余程の余裕が無いと、活動のモチベーション向上・維持がとても難しいと思います。
今回のカクヨムコンに限った話でも、私は新連載だった長篇ひとつを非公開にして、新規投稿の短篇ひとつを削除しています。生き残っている長篇についても、もはや惰性です。未公開分があるから出しているだけです。
早くなろうコン始まれー、って思ってます。
そもそも私は創作意欲が完全に枯渇して一度筆を片付けて1年間ほど一切の創作活動を絶ったことがありますが、その原因のひとつがまさにこういうことの積み重ねでモチベーション維持ができなかったことにあります。
通常は、こういうところに他人の挙動を絡めるべきではないのです。
できるだけ自分の中で完結させて、ウマくコントロールしてやった方が効率がいいです。
これは間違いありません。自分の切り売りをするかのようなシロモノである創作行為を、他人の挙動を原動力にして進めるのは危険なのです。
ところが、カクヨムでは――とくにカクヨムコンではそうも行かない。
カクヨムコンにおいては明確に『読者票』という他人の挙動で最初のふるい落としが発生するので、これを絡めないわけにはいかないのです。
私はこの『読者票』というモノを信用していません。
そもそも読者の顔色を窺いながらモノカキをしておりません。
流行り物を後追いするのも嫌いですので、今更そんなことをしても白々しさしか無いような作品しか出てこないと思うのでそうしているという話が根底に転がっているのですが。
何せ、カクヨムコン期間中にほぼ評価されず、同時期に開催されていたなろうコンでもブックマークがひとつしか無かった作品が、なろうコンの1次予選を突破したという事実を見ています。
この事実があまりにも大きいです。
水準として信用しろというのが、土台無理な話なわけです。
なので、最初に書いた5項目に行き着くわけです。
再掲します。
1. 『健康には気を付けろ』
2. 『折れるなよ』
3. 『素通りされても気にするな』
4. 『反応があるだけありがたいと思え』
5. 『所詮読者票は読者票』
1番目については、とにかくメンタルを含めた健康に留意しなさいということ。
これを損なうと創作活動どころの騒ぎではなくなります。
2番目と3番目はある程度共通しています。
たとえあなたの作品が見向きもされなくて、他の人はとても景気のいい話をしていたとしても、私のような人間もいます。
たまには下も向きましょう。人間常時上を見ていては危険です。
3番目と4番目もまたある程度共通しています。
大抵は見向きされないのだから、たまに反応があったら私のように「(……ケッ)」と斜に構えず、素直に受け取りましょう。
中身が気に食わなかった場合は、貴重な意見だと思って受け流すも良し、メンタルに障る場合は切り捨てればいいでしょう。
5番目は……ただの主観です。個人の感想です。
以上。
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