KAC20235のお題ッ! それは筋肉ッ!
長かった過酷な創作レースKAC2023も後半戦に突入しましたね。5つ目のお題は『筋肉』だそうです。筋肉! それはマッチョ! すなわち、力こそパワーです! かのブラックゼウスの名言ですね。今の若い子には通じないんだろうなあ……(遠い目)。
【3/13 11:59締切】KAC2023 第5回お題「筋肉」
https://kakuyomu.jp/info/entry/7th_KAC20235
このお題もまた、わりかし難度は低いですよね。定番の流れなら誰もがすぐにいくつか思いつくと思います。まぁ基本ギャグに振ったパターンになるとは思いますが。
勿論、筋肉ってお題だからって、日に日に筋肉が衰えていく病気――みたいな悲劇のパターンだって書けるんですよ。個性を出すにはどれだけ読者の知っている定番からずらすかにかかってきますよね。
ただ、今回の自作はそう言う奇をてらったやつは避けました。何故なら、知識がないからです。私の筋肉イメージは大雑把ですからね。瞬発力を求められるKACで資料を集めて吟味して咀嚼する時間はありません。もう勢いで押し切れば良かろうなのだ!
そんな勢いで突っ走った作品がこちらになります。
異世界魔法少女真依 ~筋肉には筋肉!~
モリモリマッチョなモンスター
https://kakuyomu.jp/works/16817330654251721345
お題が筋肉なので、当然敵が筋肉モリモリと言う設定になります。自慢の筋肉でどんな攻撃も弾き返し、一撃で敵対者を倒します。対する魔法少女達も当然苦戦すると言う流れなのですな。
そんな強敵に対抗するには同じく筋肉でなければなりません。そこで真依の友達の梨花が彼女にあるものを食べさせるのでした。と、そう言う流れです。物語の流れはテンプレですね。やっぱりテンプレは楽でいいや。
世界でいちばんやさしい筋肉の人
伝説の筋肉の人
https://kakuyomu.jp/works/16817330654251751908
この話は最初777文字作品用に考えていたものでした。けれど、プロットが出来上がると、どうにも規定文字数に収めきれない気がして単独短編の方に回したんです。だから、描写もカットせずに肉付けする方向で書き進めました。
ちなみに、この話は『筋肉』をテーマにどこまでスケールの大きな話を書けるかに挑戦したものです。物語のベースは昔話ですね。よくあるでしょう、やたら大きくて力持ちな人が主人公の昔話。あれです。
今回考えた3つの話の中で、今作が一番筋肉をメインに持ってきております。昔話をベースにしつつ、大袈裟に筋肉を称える展開。こう言う話はきっとKACでないと書けなかった気がします。
受けないかも知れませんけど、結構私は楽しんで書けました。それでいいですよね。
幻のキノコを求めて
不治の病のお姫様
https://kakuyomu.jp/works/16817330654251776146
よく読めば分かる通り、この話の舞台は異世界魔法少女真依が活躍する異世界と同じです。その世界『ラーズワース』の昔話なのですね。つまり、今回の777文字の話は真依のスピンオフとも言えます。本編のキャラは1人も出てきませんけど。
どうやら昔はラーズワースは国の名前だったようです。これは伏線でも何でもなくて、流れ的にそうなってしまいました。まぁいっかと言う事で(適当)。
同じ世界の話なので『深淵の森』とか『白い霧』など、同じ設定が流用されています。昔話の体なので、優しい感じにまとめました。
ちなみにこの話、書き上がってすぐに文字数をチェックしたら一発で777文字だったんですよ。いつもは調整に30分くらいかかっちゃうのですけど、その時間が節約出来て良かったです。気持ちいい~!
と言った感じで、筋肉作品3作品。何とか形になりました。もっともっと筋肉に詳しければ、筋肉の名前や意味を踏まえたムキムキマッチョな話が書けたのになとも思いつつ、自分が書く筋肉話はこれだってモノには出来た気がします。
お題は後2つ。書きやすいお題でも有り難いのですが、何でそんなのお題やねーんって言うのも期待しております。まぁつまりどんなお題もどんとこーいと言う事で。
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