ビブリオマンシーができる本屋

銀色小鳩

そこのお方。

そう。これを読んでいるアナタ様。

ビブリオマンシーというものをご存知ですか。

ビブリオ：本

マンシー：占い

訳して書物占い。

新聞でも、哲学書でも、絵本でも、雑誌でも。なんの本でもいいのです。

適当に選んで、パッと開いたページ、パッと目についた一文から、必要なメッセージを受け取る、というものです。

命、卜、相……占いには三種類あるわけですが、ビブリオマンシーは偶然開いたページからメッセージを読む、卜術（ぼくじゅつ）にあたります。易やタロットと同じ種類の、偶然を使った占いです。

私がビブリオマンシーをやる場合、図書館や本屋に行って、「○○さんがイチャモンつけてくるんだけど、どうすりゃいいのさ！」とか「ワタシってそんなにダサいですか……」とか念じながら、適当な本を開きます。

すると、開いたページに「ストレスを乗り切るビタミンCたっぷり美味しいジュース」の宣伝があったりして、「はぁ、そうだよねぇ。悩みすぎて免疫力落ちたら損だしね、オレンジジュースでも飲めってことか。さっぱりしよ」、「服がダサくってもビタミン摂って肌がきれいになればその方がいいよね！」……ってな感じに、方向性が変わります。

さっきまで「イチャモンにどう対処するか」しか頭になかったのが、「美味しいものでも」って別方向に行く。これはこれで、視野が狭くなっているときなんかは、かなり「アリ」なのです。

そんなわけで、たくさんページを作りますので、占いとして使って頂いたり、パッと開いたページで何か気分を変えたりして頂ければ、と思います。ここがネット上の、ビブリオマンシーのできる本屋でございます！（本当の本屋と違い短文しかないのは目をつむってください）

次のページから最終ページまでは、適当な文章の羅列ですので、なにかの際にお使いくださいませ。