第2話

高校二年生。

インキャの俺が放課後決まって立ち寄る本屋での出来事。

なんか、やたらめったら制服のスカートを短くして髪の毛もキンキンのギャルっぽい女が本屋に来てて、俺の目の前でバランスを崩しそうになっていた。踏み台はそんなに高くないけど、どうしたんだろ、あのギャル。

取り敢えず、よろけそうだったので、

いま、まぁ、正直言って、ギャルギャルのギャルだし、俺的には関わりたくないのだが、

ふらついてて危ないので助けることにした。

「きゃ...」


ギャルのくせに可愛い声で小さく悲鳴をあげた。


ドシャ...!!


帰宅部陰キャ。

俺はギャルに本棚のとこでまさかの壁ドンされる。

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