虎の威を借る狐

「虎の威を借る狐」。世の中以外とそういう輩が多い。

今、世の中を騒がせている国会議員もその典型。

私自身にまつわる人物にも、そういう人は何人かいた。

滑稽である。そういう人物に限って、梯子を外されると脆い。

虎では無いのだから、誰も恐れない。当然だ。

イギリスの劇作家シェイクスピアの「ヴェニスの商人」という作品に、

シャイロックという悪徳商人が出てくる。

彼は自分の権力に溺れ、合法的に人を殺させようとした。

だが、見事に野望は絶たれ、哀れな結末を迎える。

それに似た結末を妄想するしか庶民には道がないのかも知れない。

でも、妄想は、誰にも邪魔できない。狐にも。


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