【胃カメラ】

 今年の健診で一年ぶりに胃カメラを飲み込みました。

 結果として。

 食道にある『異所性胃粘膜』が二つに増えていた。

 十二指腸の入口付近に何やら変な膨らみが増えていた。

 胃のポリープは小さなまま。

 食道炎は改善していた。

 

 この中で気になるのは十二指腸の入口付近で見つかったもので、ポリープなのか、それともやばい何かなのかわかりません。

 なので、組織を採取して検査となり、後日、結果を聞きに行くことになりました。

 

 たまたま最初の問診票で、万が一何かあった場合、採取するか否かの項目で「採取する」方を選択していたのですが、まさかそうなるとは思いませんでした。

 別途料金を払うことになりましたが、経過観察して一年後、大変なことになっているのも嫌ですので、これで良かったと思います。


 他、気になっていた食道炎が改善していたので、これで治療を終えることにしました。

 実は少し前に通っていた胃腸科さんが閉院してしまったので、今後どうしようかは、今回の結果にゆだねていたのです。

 ただ毎年胃カメラを飲んで確認する必要はあるとのことでした。

 まあ、キャベジンぐらいは飲み続けるつもりですけど。

 

 麻酔が切れた後の数時間は、食道から十二指腸にかけて、嫌な痛みを感じました。

 結構苦しく、また細胞を採取したと思える箇所もピンポイントで痛みました。

 あと検査中に入れられた空気が、どんどんおならとして出ていきました。

 勤務中にこっそりと、音が出ないように出し続けましたけれど、随分出てきました。

 多分人生で一番おならをした日になったと思います(去年はそんなこと無かったのに)。

 

 そう言えば健診の申し込みの際、『胃カメラとバリウム、どちらを希望しますか?』的な質問がありました。

 これ、『希望』じゃないですよね。

 むしろどっちの『絶望』を選択するかです。

 経験したことのある人は、どんなものかわかると思いますけれど。

 私も健診では去年から、実際に経験したのは一昨年から(バリウムで引っかかって、後に胃カメラとなった)ですが、胃カメラだと色々とわかりますね。

 苦しいですけれど、万が一の病気を考えると、やむを得ないかなと思いました。

 

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