【今の持久走の話を読んで】
ネットニュースを読んでいるとき、体育の持久走の話を見つけました。
今はそれぞれのペースを重視し、決められた時間を走り続けるということらしいです。
自分は子供の頃、とても太っていたので、この持久走が苦しくて大嫌いでした。
どんなに頑張っても、身体が前へ進んでくれません。
小学校の中学年くらいに、(何故か入っていた)小学校のサッカークラブでは、ダラダラ走っていると勘違いされ、罰としてもっと長い時間走らされた覚えがあります。
今だったら虐待ですけれど、当時は抗議も許されませんし、先生の権力は絶対でした。
また小学校六年生の頃の体育の授業で、いつも背の順の高い方を先頭にして、一列になって何周かグルグル走らされました。
自分は一番大きかったので、常に先頭でしたが、すぐにズルズルと落ちて、どんどんと抜かされていきました。
それが惨めで悔しく、今でもとても嫌な気持ちになります。
ある時、このことを担任に訴えました。
その時だけ、背の低い順に列をなして走りましたが、何周か走り終えたあと、いつもの通り背の高い順に戻され、続きを走らされました。
当然、自分はどんどんと抜かされていったのを覚えています。
何故もとに戻されたのか、何故背の高い順に走らなければいけなかったのか、今でも納得はしていません。
結局、自分が感じていたみじめさなんて、何もわかっちゃいなかったわけですよ。
昭和時代の小学校って、理不尽なことばかりでしたよね。
担任の先生は良い人でしたけれど、このことだけは今も嫌な思い出として残っています。
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