第4話
ヤバい、超絶にヤバい。先程と同じ様に、ゴブリン狩りをしていたら、今の俺では絶対に勝てないだろう敵が俺を追いかけてきた。
「グゥルゥゥウァァアアア!!」
叫び声に怯みながらも、どうにか鑑定をかけた。
【種族名】ティタノベア(幼体)
【レベル】56
本当にヤバいかもしれない。浮かれすぎていた。見た目は、クソデカイ蛇の図体に熊の頭を持っている。成体じゃないだけ、ましだったがそれでも5mくらいはあると思う。しかも鑑定のレベルが低いからなのか自分のレベルが低いからなのかわからないが、名前とレベルのみしか、表示されない。
逃げ続けてもどうにもならないんで、どうにかして、いまの状況を覆すためにできることを考える。
1つ目は、ガチャを引いて新しいスキルをとることだ。運良く先程レベル11になったばかりだ。
二つ目は、ステータスポイントの使用だが、こちらは今まで使ったことがないが、たぶん各ステータスの強化だと思う。
しかし、今ステータスが上がったところで、
たぶんだが、相手には通用しないだろう。ならば必然的に選ぶのは前者だ。頭の中でガチャを念じて10連ガチャを引いた。
R【道具】ポーション
N【MP】+8
SR【攻撃力】+49
N【魔力】+4
N【防御力】+6
N【防御力】+6
N【攻撃力】+8
N【HP】+7
N 【MP】+2
SR【道具】転移の指輪
SSR【武器】魔銃
スキルはでなかったか。しかし使えそうなアイテムが出てきた。とっさに指輪を嵌め込み叫ぶ。
「転移!!!!」
周りを見渡すがさっきの蛇は居なかった。とりあえず安全になった。ふと、指輪を見ると指輪は黒ずんで所々に、ヒビが入っていた。とりあえず鑑定をかけてみた。
壊れた転移の指輪:転移の指輪が壊れた物。
もうちょい情報がほしかったが、まぁいい。どうやら指輪は、使いきりだったようだ。もったいない気もするが、使っていなかったらたぶん死んでただろう。
他の道具やステータスも、確認しておこう、ゴブリンも結構たおしたし、ステータスポイントについても、気になるとこだしね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます