道徳?意味

不次鷹邑亮

生きていく

 親が4時に迎えに来てくれる。その時車の中で考えることがある。『自分とはいったい何のために生きているのだろう?』 ゲームのキャラクターでは無い自分は年老いて死ぬという制限時間の間なんの目的もあるわけでもなくただ生きている。4時になるとそんなネガティブなことを考えながら家に着くのを待つ。

 毎回こんなこと考えている自分のことを天才だと思った。親、先生、頭の良い科学者ですら考えられないであろうことを考える自分がいつしか凄い存在になると思っていた。自分が他の人と違うとわかったのは道徳の授業の時、、

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