真夏の夜の戯言

みろく

第1話 ***

何の感情も揺るがなった心。


「そんなものじゃない」酷く冷淡が当たり前で人の忠告は右から左へ流して行く、自分の思いは正しいよ、あんたらの意見は仲良しクラブで皆、異口同音。さぞかし楽しいだろ。


幸福?不幸せと不幸せの数秒の束の間が幸福だよね。


ひねくれていると近付く者は少なくなった。

煩わしく余計な人間関係はいらない。


そんな中でも。あなたの何気ない一言が勇気を与えてくれ生きていこうと思えた。


顔も素性もわからないそんな世界でも生温い一言で支え合えてる。


自分で作っていけよ、居心地の良い場所。




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