女の子の勉強と焦り

漫画等では女の子になったら色々教えてくれる人が居ますが、リアルでは教えてくれる人は自分で探す事になります、私の場合お薬に出会ったのも調べていてと言った形でした。

女の子になるには知識も必要なので、多少なりとも調べるのが大事なのです。


「顔とかどうしたらいいのかな?」


女の子と男の子では当然顔が違います、たまに中性的な人も居ますが、都合良く最初から中性的な顔で女の子になりたい見たいにはならないと私は思います。

なので顔のメイクや眉毛を弄る等で変えている人は多いのでは無いでしょうか、女装する人もほぼ同じだと思います。


「そもそも私どんな顔なの?」


葵ちゃんが悩む様に自分の顔がどんな顔なのか分からない人は多いのでは無いでしょうか、何処をどう変えて良いのか分からないしどうしたらいいのかも全く私は分かりませんでした。

そこで決心して自信は無いですが、よく話す女の子に顔写真を送る事にしました。


「髭は薄いし顔も丸いから、髪型と眉毛弄れば女の子になれるよ!」


そう言われた葵ちゃんは少し安心しました、何故なら自信が全く無いので理想に近いのであればまだ頑張れるからです。

問題は可愛い系なのか綺麗系なのか方向性も決めなくてはなりません、元から統一性のあるような2次元では無いので決める事と変える事が多いの訳です。


「早く女の子ぽくなりたいな...」


これは女の子になりたい人は皆んな考えるのでは無いでしょうか、なかなかお金ややることもありますし、直ぐに変われる訳でも無くて女装も一人暮らしならともかく家族には見せたくはありません。

人によっては子供の頃から違和感を感じて20歳にはお金を貯めて手術したりした人も居るそうですが、私は途中まで中途半端だったので20歳超えた辺りからくらいでしょうか頑張り始めたのは。


「私は馬鹿だなぁ...」


中途半端で決めれるまで頑張れない様な人間ですが決められればやれます、ですが最初からの人に比べれば努力してないに等しいかも知れません、だからこその焦りはかなりあります。

心理的な面がやられてしまえばどんどん焦って失敗してしまいます、女性ホルモンの影響で精神的に不安定な状態な時もあるので気をつけ無くてはなりません。


「ちょっとずつメイクも勉強していかないと!」


焦らず勉強しながら女の子になれる様に頑張る、これが大丈夫な事かもしれないと葵ちゃんは思ったのでした。

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