第16話

そして今日もまたゲームの参加者が洋館にやってきた。

まだ高校生くらいの男だ。

その男はガムをくちゃくちゃ噛みながらやってきた。

主人はいつもどおりようこそいらっしゃいましたと出迎えた。

男は聞いた。

「アンタがここの主人か?」


「ええ、そうです」


こいつが妹を殺した奴か


内心男は思っていた。


男はまず最初に食堂に案内されたが男は早くゲームがしたかった。


「お腹が空いてると思い用意しました」


男は口の中のガムを手に取り飾ってあった壷に貼り付け言った。


「ご親切にどうも」


主人はそれでも顔色ひとつ変えない。


男は早くゲームがしたいと言った。


主人は分かりましたと言い男をゲーム会場に案内するように指示した。


そしてゲームが始まった。


男の得意なゲームはテレビゲームの格闘ゲームだ。


男は勝っても負けてもどちらでも良かった。


妹の復讐ができれば。


待ってろよ、兄ちゃんが敵をとってやるからな。


男は必死に技を出しまくっていた。


主人も負けていない。


もう少しで決着がつくその時主人が技を出した。


男は防戦一方だ。


ジリジリ削られる。


そして男は負けた。


主人は手を叩くと男は何処かに連れて行かれた。


そして主人の部屋


いろいろな物が飾られている。


その中には剣もあった。


男は絶好のチャンスだと思った。


主人が男を離すように言った。


男は自由になった瞬間剣を取り主人に向かっていった。


こいつが妹を


剣が主人の胸に刺さろうとしたその時どこからか声が聞こえた。


「お兄ちゃんやめて」


男はその声を聞き一瞬躊躇ってしまった。


「私を殺さないのですか?」


男はその場に座り込んでしまった。


「殺さないのなら私が」


主人は男の持っていた剣を取ると男に突き刺した。


剣から血が滴り落ちる。


男は妹のところに行けるだろうか?と考え息絶えた。

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