第3話

俺は食事を済ませて部屋に戻ってきた。

風呂に湯を沸かす間部屋を見て回る。


テレビも無ければエアコンめなかった。

俺は暖炉に火をつけた。

そして俺は眠りについた。


翌日

朝食の時間だ。

皆揃い主人からゲームの説明があった。

主人の話だとゲームは自分たちの得意なものでいい。負けたらペナルティーがある。勝てば好きな額の金が貰える。負けたときのペナルティーは何なのか主人に質問する。


「負けたら皆さんの命を貰います」


その言葉に皆驚き静まりかえった。

皆の食事の手が止まる。

さっきまで美味しかった食事も喉をとおらない。

すると誰かが勝てばいいのよと言った。

また誰かがそうだそうだと言った。

主人は

「勝てばいいのです」

と言った。

また皆の食事の手が止まる。


「皆さんの幸運をお祈りしています」

主人は言った。


その日の昼間ゲームの順番のクジを皆で引いた。


執事らしき人が箱を持って皆のとこをまわっている。

俺もクジを引く。

そこには10と書かれた紙がある。


「最後か」

俺は呟くと部屋に戻る。


俺はベッドに横になるとここに来たことを後悔し始めていた。

主人に簡単に勝てるはずがないとか俺は人知れず死んでいくのかとか。

その時ふと思い出した。

学生時代に得意だったものを。

当時は役に立たないと思っていたが今役に立つ時がきたのだ。

フラッシュ暗算だ。

俺はなにかの大会て賞を貰ったことがあった。

これなら主人に勝てると意気揚々に眠りについた。


そして次の日の朝。

朝食の時間にダメ元で主人に聞いてみた。

「他の挑戦者のゲームを見ることはできるか?」

主人は少し考えこう言った。

「分かりました。特別に席を設けます」

他の参加者も見たいと言った。


そしてその日の昼寝最初の参加者のゲームが始まった。

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