アイスピックでさようなら

羽弦トリス

第1話風邪を引く

僕は統合失調症と言う脳の病と闘っている。

29歳の時に発症した。

それから、精神科で多剤大量の薬を出され副作用で太り、挙げ句糖尿病になった。

今は、別の病院で診てもらっているが、薬の量は凄まじい。ざっと計算して、1日50錠か。

統合失調症と言う病のタチの悪さを表している。

統合失調症になると、脳の伝達物質が普通の人の3分の1になるので、とっさの判断が難しくなる。

また、簡易疲労で人の倍身体がダルい。だから、ちょっと無理すると寝込んでしまう。


今日、僕は仕事を休んだ。昨日から体調を崩し、来週に響いては問題があるので、思いきって休んだ。

昼ご飯は食べた。ビールも飲んだ。

そして、昼寝をしたら身体は楽になったが、鼻水が出てきて、風邪を引いてしまった。

今朝のダルさは風邪の前触れであった。

糖尿病の薬が切れて1週間。来週の月曜日診察してもらい、火曜日に薬を受けとる。

消化器内科の薬の量は精神科の薬の倍あるから、準備するのに2時間かかるのだ。1ヶ月分を分包してもらうと、時間がかかるので翌日受けとるのが習慣になっている。


これだけ薬を飲んでいたら、身体も弱るだろう。

肝臓も悪いので、酒はあまり飲んではいけないが、如何せん不真面目なのでビールやらウイスキーやら飲んでしまう。

こんな内容で、今後、病気について書いていきたい。

皆さん、目には見えない何かと闘っていらっしゃると思う。

それは、学校だったり会社だったり、家庭だったり。

僕は精神障がい者としてどう生きていくか模索中である。

解は無限大。その中から、光りうる正解を見つけ出さなきゃいけない。

今後も宜しくお願い致します。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る