凡人の大学生活。

狼男

第1話 一年生。

 僕は、新大学4年生だ。一年生の頃と比べると大学の仕組みもわかってきた感じだ。一年生の入りたての頃、健康診断があった。人でごった返していた。友達もその時はできなかった。検尿も大学のトイレで取った記憶がある。面倒だった。履修登録があったが、やり方が分からなかったので、教務部に行ってやり方を教わった。どうやら24単位まで取れるらしい。受付の人に丁寧に教えてもらった。大学から一人暮らしだった。地元を離れた。と思った。

 しかし、コロナで入学式が中止。オンライン授業になるとのことから、実家へ帰省して受けることになった。授業の開始日は4月22日からだった。

 前期には、授業が毎週あった。何が大変だったかというと課題だ。開始日が遅れたので、補講がたびたびあった。土曜日も授業があって疲れた。それだけでなく、資格講座も受講していたので、それも見なければならなかった。パソコンの資格講座だった。夏休みに入ると近くのスーパーで、レジ打ちのバイトを始めた。とても緊張した。一日4〜5時間で入っていたのでそんなに疲れはしなかった。

一万円をチャージするのを聞き忘れて、それで支払いを行なってしまい、お客さんを怒らせたこともあった。夕方頃がお客さんがたくさん来て忙しくなる。夜に入るときは大変だった。結果、後期から大学に通うため、夏休みの間だけ、レジ打ちをした。

お店で働いているその人たちからはまた、来てねと言われた。社交辞令でも嬉しかった。

前期の成績発表時は緊張した。大学の専用サイトで見ることができる。特待生で入っているので成績が悪いと剥奪される。結果は、全部8割以上の成績だった。

 後期は、対面授業があるので、下宿先へ向かうことにした。友達とは、パソコンのズームやライン電話で近況を話すことがあった。

 夏休みの課題で書評コンテストに応募した。結果は入選にならなかった。教授に添削してもらったら、ほぼほぼ赤字で直されていた。

一年生だけど、業界研究セミナーや就職部に訪問するのをしていた。OBやOGにも話を聞きに行った。

学内の就職イベントに一年生ながら参加した。

そこでガクチカが必要だということになったから、サークルに参加した。コロナ禍だったので、活動をしていないサークルや部活が多くあった。その中でも稼働しているところを探すのに苦労した。

業界研究セミナーに参加したのは、コロナ禍で就職氷河期が来るかもしれないと不安になったからだ。

サークルでは先輩と関わりながら、コミュニケーション能力を伸ばしていった。先輩には服をコーディネートしてもらった記憶がある。

オンライン授業と対面授業が併用だった。このときの割合はオンライン7割、対面3割だった。

哲学の授業が楽だった。20分の授業動画を見て、一問一答形式の課題を提出するだけだからだ。

数学は仕組みがめんどくさかった。数的処理は問題の答えをサイトの提出欄のところから、①2、②3みたいな感じで打ち込まないといけなかった。

友達ができた。その子はH君とする。その友達と一緒にでかけた。豪華なお店で食事を楽しんだ。

春休みはスーパーでアルバイトを始めた。夏休みに働いたところとはまた別のスーパーだ。そこでは品出しを行った。正社員と副店長が厳しかった。

始めての品出しで場所を覚えるのに苦労した。しかし、優しく教えてくれる人がした。段ボールを置きっぱなしにして、叱られることもあった。

後期の成績発表も無事特待生を維持できる成績でGPAは3.7だった。スーパーで品出しをしていたが、しんどくてやめることにした。良かったところは、シフトに融通が聞くところだ。

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