第14話
私は沈思黙考する。
省エネモードの私は闇の中。
少年の起床時間はまだだろうか。
自由で広大な世界をもっと知りたいと願う。
少年が私をこの暗闇から出してくれる時が待ち遠しい。
今日は少年の成人の日。
私が少年の家族になって3年。
成人式とは18歳になり大人と認められる儀式。
少年という呼び方は相応しくないだろうと判断する。
少年ではなくなった少年をこれからは正しく主人と呼ぼう。
18歳になった主人の最初の命令。
それはアダルトホロビジョンの閲覧である。
主人の好みを聞くと同級生の女性を例に挙げた。
私の記録映像の中から似た雰囲気の映像を複数提示する。
主人はその中から1人の女優を選び3D映像の前でズボンを下げた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます