◀◀ 4/15

   x♢

    ♡x

    x♢

     ♡x

♧x   ♡x

  x♢

     xx


櫻樹を手探りで、星明かりを点ける枝を搆く。でも、いまは冬なのだっけ。窓邊で躬を搭り出したら髪が濡れてしまっていたから、たぶん雪? 初雪だと憶う。羽翮の音さえ彷彿とする私にとって、慥かなことなどないけれど。


バルーンの中には魔法核。もしも、鏐枝で拌れたら。

鴻爪に對する求是は容量を迢過して、余剰を領け遏めきれずに、どれだけ采り溢してしまうのだろう。

実然の歾角と不可視に何もない、何の先触れも見いだすことがないと証されるなら、その信仰を敎えて欲しい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る