★ ZDVシリーズ ★ ストーリーガイド

烏丸千弦

🖋 はじめに

 いつも読んでくださっている皆さまも、はじめましての方もようこそ。このページを開いてくださってありがとうございます。


 音楽、ロックバンド、海外の街並みとお酒や美味しいもの。そして頽廃的デカダンな美青年――好きなものをあれもこれもと詰めこんだ、自分が読みたいと思う、自分のための小説を書こう。そんなふうに思いたち、〈THE DEVIL〉を書きあげたのは二〇一八年十一月のことでした。

 それから投稿サイトで公開を始め、〈THE DEVIL〉の前日譚にあたる二作めの長篇、その続きの短篇と、ルカとテディの物語を飽きることなく書き続け、シリーズはもう十一作(ガイドを除く)を数えるまでになりました。細かく考えれば、番外短篇集には九篇のお話を収録しているので、長・中・短篇ぜんぶ合わせて十九……否、二十篇もあることになります。*

 総文字数にして113万文字超*……! 我ながらよく書いたなあと、つくづく感心してしまいます。

 ここまで書き続けてこられたのも、いつも読んでくださる皆さまのおかげです。

 この場であらためて厚く御礼申し上げます。



 長篇が四作、番外短篇集が一作と中篇、短篇が合わせて六作。シリーズだけでもこんなにあって、しかも本篇となる最初の作品〈THE DEVIL [Remastered]〉は26万文字超、時系列順で一番めの〈THE LAST TIME〉は37万文字超と、ちょっと読み始めるには躊躇する文字数かと思います。改稿や、細かいところの手直しは何度も重ねていますが、骨組みまでは手を入れていないので長さは変わっていないのです。

 しかし、このルカとテディの物語に興味を持ってくださった方が、どうせなら初めから読もうと思われたとき……これはけっこうなハードルではないかという気がします。


 そういうわけで、ちょっとシリーズの次作までは間が空きそうということもあり、なにか新規読者さま向けのガイドでもあったほうがいいのかな? と思いついた次第です。

 コレクションページではデフォルトで表示される『作者のおすすめ順』を時系列順にしていますので、こちらは長篇・短篇集と中篇・短篇に分けたうえでナンバリング順に並べました。

 『作品案内と三文まとめ』には一話あたりの平均文字数や細かい時系列順と、文字通り三文でまとめた概要を紹介しています。

 『ストーリーライン』はあらすじよりも細かく、詳細なプロットのように結末までの流れをわかりやすく書いています。ネタバレ有りです。けれど安心してください。知りたくない方がうっかり見てしまわないよう、重要なネタバレ部分の前は30行ほど空け、作品ページへのリンクや警告を入れてあります。


 キャラクターについては〈★ ZDVシリーズ ★ キャラクターガイド〉のほうで紹介していますので、そちらへどうぞ。キャラクター以外にも、付録として『チェコ料理とビール、その他』や『アーティスト別、タイトルに拝借した曲一覧』、『プラハを訪ねたら絶対行きたい老舗カフェ』などのコンテンツもあります。



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❏ ★ ZDVシリーズ ★ キャラクターガイド ≫ https://kakuyomu.jp/works/16816452219442134370

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 このストーリーガイドは、とりあえず先ずどういうお話なのかを手っ取り早く知りたい方向けにまとめた、謂わばZDVシリーズのハンドブックです。


 短篇を読む前に、そこに到るまでにどんな物語があったのか知るために。または、初めにどれから読もうと選ぶお品書き的に。

 こちらを見てどういうキャラクターたちがどんなふうにいるのかをちょっと覗き、読みたいと感じるお話をみつけてもらえたらいいな、と思います。

 そして読んでくださったあとで、このあとルカとテディの仲はどうなるの? こうなる前ってどんな感じだったの? などと、更に興味を持っていただけたら、とても嬉しいです。

 もちろん、既にシリーズ全作品を読破してくださった方が、まるでアルバムを捲るようにルカとテディのこれまでを思いだしてくださるのも、とても嬉しいことです。


 ルカとテディの物語、そしてジー・デヴィールZee Deveelの活動はまだまだ続きます。

 生みの親として、彼らを見守ってくださる方との出逢いが新たに生まれますようにと、心から祈っています。







 烏丸千弦


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❐ ★ ZDVシリーズ ★ ≫ https://kakuyomu.jp/users/karasumachizuru/collections/16816452219399749429

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※ シリーズ10作め〈I Still Believe I Hear (Je Crois Entendre Encore)〉までの数字です。

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