母に帰る

青空を眺めていると

ふと、じぶんが消えてしまいそうになる

とても心地よい感覚で

嗚咽しながら、笑ってた


わたしたちは産まれてきた時に

苦しみをポケットに入れられて

それでもお母さん、お母さん、と

嗚咽しながら、愛を求めた


青空はきっと海

海という名の羊水で

幾日も、幾日も

温められていたんだね


いつか、わたしたちは帰る

お母さんという名の青空に

最高の笑顔で、帰るんだ

新しいお母さんに





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